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◆えぼし号の概要

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青くてコンパクトなかわいい「えぼし号」。茅ヶ崎市と神奈川中央交通が運営するコミュニティバスです。平成14年の運行開始から、茅ヶ崎市内を走るようになって14年以上が経ちます。従来の路線バスによるサービスを補う公共交通サービスとして親しまれています。

えぼし号は全4路線、7コースで循環しています。全ての路線は茅ヶ崎市立病院で乗り継ぐことができ、路線バスでは行き届かない住宅街などもカバーしています。運賃は路線によって150円〜200円(小人80〜100円)、回数券・一日自由乗車券(大人500円・小人250円)もあります。

市内で毎日走っているのは見かけるものの、実際に乗ったことがある方は少ないかもしれません。乗車のシステムがわかればとても便利な「えぼし号」。

今回は、茅ヶ崎の南北をえぼし号を利用して旅してきました。普段は車で通り過ぎてしまうようなところにも、茅ヶ崎の魅力がたくさんありました!

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えぼし号の起点 茅ヶ崎市立病院

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全ての路線に乗ることができるえぼし号の起点「市立病院」バス停。他路線への乗り継ぎも可能です。今回は一日自由乗車券を使って、茅ヶ崎の北と南を旅してみます。一日自由乗車券は、えぼし号車内・神奈川中央交通株式会社茅ヶ崎営業所・神奈川中央交通株式会社茅ヶ崎駅前サービスセンターの3箇所で販売されていますが、当日なら車内で購入するのが便利です。

まずは、茅ヶ崎の北部へ。「北部循環市立病院線」のバスで里山公園に向かいます。

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北陵高校入口

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市立病院から約15分、「北陵高校入口」で下車。このあたりは「みずき」という比較的新しい住宅街で、近くには伊右衛門農園の直売所や熊澤酒造などもあります。駒寄川沿いのせせらぎ公園は、子どもが遊ぶのにもとても良い環境です。

バス停を降りてすぐの「まるなかベーグル」に立ち寄りました。添加物やバター、卵、乳製品を一切使わず、小麦本来の甘みを活かしたベーグルを提供しているお店です。季節のベーグルやナッツやドライフルーツなどの練り込まれたもの、ベーグルサンドなどもあります。

今回は里山公園で食べようとベーグルサンドを購入。好きなベーグルを選んで、その場で作ってくれます。エビ&アボガドや、スモークサーモン&チーズなど、とてもボリューミーなサンドイッチ。半分にカットされ、ワックスペーパーで包んであり、とても食べやすくなっています。見た目もおしゃれで、外で食べるのにぴったりなラッピングだと思いました。

今回立ち寄った「まるなかベーグル」をはじめ、茅ヶ崎にはおいしいパン屋さんがたくさんありますね。今年初めて、湘南のおいしいパン屋さんが約20店舗も集まる「湘南パン祭り」が開催されました。「まるなかベーグル」さんはそのイベントの発起人だそう。開催前から話題だった魅力的なイベント、来年第2回目の開催も楽しみです。

▼まるなかベーグル

茅ヶ崎市みずき1丁目10-15
電話:0467-54-2525
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜・火曜日
ウェブサイト:http://marunakabagel.com

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神奈川県立茅ケ崎里山公園

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「北稜高校入口」から再度えぼし号に乗り、里山公園を目指します。普段は車で来ることがほとんどの里山公園。バス停名にもなっている「西方(にしかた)」、バスのアナウンスにも「西方貝塚へお越しの方は、こちらのバス停で」とありましたが、この辺りは、古代寺院跡(七堂伽藍跡)や約1300年前のお役所跡(高座郡衙)などもあり、とても歴史的なエリアです。えぼし号で来ることもできるのですね。

バス停「里山公園」で下車、茅ヶ崎で最も大きな公園である里山公園にやってきました。ここでは一年を通じてたくさんのイベントが行われます。公園のウェブサイトをチェックしておくと紙芝居や環境工作、鉄道模型で遊べる企画など、子どもが楽しめるイベントも多く開催されています。また、公園の北側にはバーベキュー場もあり、駐車場も完備でとても人気です。

芝生の上でまるなかベーグルのサンドイッチを食べ、長い滑り台を何度も滑り、緑を満喫しました!
ちなみに今回利用した「北部循環市立病院線」、日に13便(平日)あるうち5便は更に北へ行くことができる「新芹沢コース」です。このコースのバス停「芹沢細谷入口」を下車すると、ちがさき牛を育てる「齋藤牧場」の直売所に行くこともできますよ。ぜひ時間のある時に足を伸ばして見てください!

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市立病院

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市立病院

さて、今度は茅ヶ崎の南側へ向かうため、「里山公園」バス停から約25分ほどの「市立病院」のバス停へ戻ります。ここで「中海岸南湖循環市立病院線」に乗り換えれば、茅ヶ崎駅の南側へ出ることができます。この路線は4つの路線の中でも最も本数が多く、30分に1本、1日26便が運行しています。

「中海岸南湖循環市立病院線」で「茅ヶ崎駅南口」を通過。通常、駅は起点と思いがちですが、えぼし号の場合は駅も一つのバス停にすぎません。茅ヶ崎市ホームページの路線図にもあるように、えぼし号の起点は「茅ヶ崎市立病院」となっているため、どの循環経由の名前にも「市立病院」が入っています。

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図書館前下車 茅ヶ崎市美術館へ

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「茅ヶ崎駅南口」の次、美術館最寄りのバス停「図書館前」で下車します。

茅ヶ崎でも指折りの閑静な憩いの場、「高砂緑地」をゆったりと歩いて通り抜けていきます。
オッペケペー節で有名な俳優の川上音二郎・貞奴夫妻が明治35年頃に住まいを構えたこの高砂緑地は、大正時代には元日本化薬株式会社会長の原安三郎氏の別荘地となりました。その後、昭和59年に茅ヶ崎市が敷地を購入し、現在は緑地公園として親しまれています。

背の高い松が気持ちのよい木陰を作り、凛とした公園内の雰囲気は、美術館への通り道として歩くのはもちろん、園内にあるベンチで図書館で借りた本を読んだり、絵を書いたりする場としてもおすすめです。

高砂緑地を抜けて、美術館へと続く緩やかな坂道をのぼっていきます。美術館が暮らしのすぐそばにある、というのは茅ヶ崎に住む人にとって、とても魅力的です。

平成10年に茅ヶ崎の建築家山口洋一郎氏によって設計されたモダンなの建物は緑と光に囲まれ、富士山を眺められるカフェも併設されています。茅ヶ崎にゆかりのある作家や作品を中心に約1,500点のコレクションがあり、ユニークな企画展やワークショップも随時行われています。特に入館しなくても、雰囲気を楽しんだり、カフェでゆっくりするだけでも豊かな時間を過ごすことができます。

併設のカフェ「美術館カフェ Le chemin(ルシュマン)」は、フレッシュなコーヒーや焼きたてパンが人気のお店。美術館の企画展とコラボしたケーキや、ランチメニューなども充実しています。
野菜は地元農家の野菜を利用し、他にも市内の人気店、熊澤酒造(お酒)、北村牛肉店(ミートローフなど)、ハム工房ジロー(ハム&ソーセージ)、濱田屋(お惣菜)、ボンヌ・ジュルネ(パン)、Hanae(店内のお花)などと提携して、茅ヶ崎ならではの「食」を提供しています。看板や店内の家具にも茅ヶ崎のinuit furniture のものを使っていて、茅ヶ崎の魅力発信基地でもありました。

▼美術館カフェ Le chemin(ルシュマン)

茅ヶ崎市美術館(茅ヶ崎市東海岸北1-4-45) 2階
電話:0467-55-8005
営業日:営業時間及び定休日は、茅ヶ崎市美術館に準ずる。
(ただし、原則として美術館臨時休館日は営業)詳しくは店舗ウェブサイトを参照。
4月~10月 10:00~18:00 11月~3月 10:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日、翌々平日が休み)、祝日の翌日(翌日が休日の場合はそれ以降の最初の平日)、
年末年始(12月28日~1月3日)・美術館臨時休館日
駐車場:高砂通りに面した場所に美術館専用の駐車場有(無料)。
※収容台数(10台、大型車不可)が少ないため、公共の交通機関をご利用ください。満車の場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
ウェブサイト:https://sites.google.com/site/lechemincafe/

えぼし号の時刻を気にしながらバス停「図書館前」へ戻ったものの、時すでにに遅し!ぎりぎりのところで1本乗り過ごしてしまったので、次のバスまで図書館で待つことに。美術館の企画展がある時は、展示と連動した本のセレクトなどがあり、同じエリア内でより深く美術に親しむことができます。ちょっとの時間を過ごすなら、新聞を読んだり、図鑑をパラパラめくったりするのも楽しいです。

▼茅ヶ崎市立図書館

茅ヶ崎市東海岸北1-4-55
電話:0467-87-1001
オープン時間:火~金 9:00〜19:00 土日祝 9:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合はそれ以降の平日)第3木曜日(祝日の場合は開館)年末年始、図書特別整理期間
駐車場:障害者用のみ有(2台)。近隣にコインパーキング有。
ウェブサイト:https://www.lib.chigasaki.kanagawa.jp/index.html

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西浜小学校前下車 南湖院へ

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茅ヶ崎に住んでいながらまだ一度も訪れたことのない貴重な場所、東洋一と謳われた結核療養所「南湖院(なんこいん)」。

名前は聞くし、地域資源としていたる所でその外観を目にすることが多いですが、今年の4月から「南湖院記念 太陽の郷(さと)庭園」として一般公開されています。えぼし号の運転手さんに最寄のバス停を聞いて、立ち寄ってみることにしました。「西浜小学校前」下車、小学校を左手に西へ進みます。なんご公民館を通り過ぎ、更に西へ行くとつきあたりに「太陽の郷」が見えます。その右隣が「南湖院」。バス停からゆっくりと10分程度の道のりです。

入口に受付(無人)があり、記名をしてパスをつけ、入園します。現在は、老人ホーム「太陽の郷」の敷地となっていて、当時の面影を残す南湖院第一病舎、南湖院創設者の高田畊安(たかたこうあん)の碑などもあります。小説家の国木田独歩や詩人の八木重吉なども入院していました。海の近くの、静かで緑に囲まれたこの場所は、入院していた人の心を穏やかに癒やしていたのでしょう。現存している1899年(明治32年)に作られた第一病舎は、とても美しい建物です。園内は芝生がとても綺麗に整備されていて、ベンチなどもあるので、静かに読書や物思いのふけるのも良さそうです。

100年以上前に創設された「南湖院」、資料の中や写真だけではなく、ぜひご自分の目で見て、その歴史を体感してみてください。穏やかな時間を過ごす場所としてもおすすめです。

▼南湖院記念 太陽の郷(さと)庭園

茅ヶ崎市南湖7丁目12869番地
利用時間:月曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日
4月~10月 10:00~17:00 11月~3月 10:00~16:30
※入園は閉園の30分前まで
閉園日:火曜日、水曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
ウェブサイト:
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kouen/1006491/1017513.html

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ハマミーナへ(徒歩)

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南湖院を後にして、休憩に徒歩でハマミーナへ向かいました。約10分程度で到着します。100年前の建物を見た後に、今度はとてもモダンな施設です。2階のCafé POE(カフェ・ポー)でゆっくりします。

休憩とは言ってもお腹が空いたので、食事をオーダー。パスタやサンドイッチ、オムライスなどのフードメニューも充実、ドリンクやデザートも種類豊富です。外に開いたオープンな雰囲気の店内はとても開放的で、ゆっくりすることができます。

時に様々なワークショップやイベントなども行われていて、地域と繋がることができる場所。週末の営業時間は9:00〜21:00と長く、夜もしっかりと食事を楽しむことができます。

▼Café POE

茅ヶ崎市浜見平 11-1BRANCH茅ヶ崎 2F
電話 : 0467-82-5884
営業時間:9:00〜18:00(L.O.フード17:00 ドリンク17:30)
※8月・9月の金土日は21:00までイベント営業。詳細は店舗まで。
定休日:火曜日
駐車場:有(BRANCH茅ヶ崎の駐車場 36台)
ウェブサイト:http://www.cafepoe.jp
Facebookページ:https://www.facebook.com/cafepoe.jp/

Cafe Poeのサンドイッチのパンがとてもおいしかったので、そのパンを作っているというすぐ近くのパン屋さん「こなひき洞」へ向かいます。

2001年にオープンしたパン屋さんで、白い洞窟のような佇まい。小麦や塩、ハーブなども厳選したものを使い、地域でもとても人気のお店です。
こんなに素敵なパン屋さんが朝8時から近所でオープンしていたら毎日でも通ってしまいそうですが、今回はお腹もいっぱいだったので、明日の朝食用にアップルパイだけ購入しました。

▼こなひき洞

茅ヶ崎市南湖5-18-21
電話:0467-57-5719
営業時間:8:00〜19:00
定休日:月曜日
ウェブサイト:http://www.konahiki.com

えぼし号バス停アイコン

茅ヶ崎駅南口へ 終点

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こなひき洞から歩いて、「魚市場」バス停へ歩きます。このぶらり旅、最後の乗車。

えぼし号はバス停の間がどこも1〜2分程度ですが、乗降客がいなければ停まらないので、バス停の多さもあまり気になりません。むしろきめ細やかなサービスなのだと思います。中には車椅子で利用する方もいて、運転手さんのサポートでスムーズに降りていました。ノンステップバスなので、子どもや高齢者の方も利用しやすい交通手段です。

普段車で移動する方も、茅ヶ崎が初めての方も、ぜひ「えぼし号」に乗ってみませんか。路線バスとは違ったエリアをカバーしているので、茅ヶ崎に住んでいても、ふらっと乗ってみると、とても新鮮に感じます。車や自転車より少し目線の高いところから、茅ヶ崎の魅力を発見してみてください。

コミュニティバス えぼし号 ウェブページ

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