【おさんぽ茅ヶ崎】Vol.4 サザン通り界隈でいい時間を過ごす。

おさんぽ茅ヶ崎タイトル

茅ヶ崎を含む湘南界隈を中心に、遠くは東京、栃木などの食農水産関連情報を魅力的に発信する「湘南くいだおれー」(ブログ)。この辺りでおいしいものが好きな人ならご存知のはず!

食べ物への愛、地元への愛をひしひしと感じるこのブログを運営するのは、茅ヶ崎在住のフリーライター、北條尚子さん。茅ヶ崎への愛がどんどん膨らんで、いよいよ「食と農のポータルサイト おいしい茅ヶ崎」でも自らの舌と足で収集した、とっておき情報を紹介してくれます!

自転車で市内を縦横無尽に走り回る北條さん。おすすめのスポットをつぎから次へ渡り歩きます。みなさんもぜひ、コースをたどってみてください!

 


北條尚子 プロフィール
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湘南くいだおれー」(ブログ)を運営する、茅ヶ崎在住のフリーライター。個人のブログとしては、湘南地域の美味しいものに特化した先駆け的ブログ。ライターとしてのキャリアは25年、雑誌ananや、ぐるなびのWEBコンテンツでの執筆、シェフやミュージシャンへのインタビューにも定評があります。

湘南くいだおれー http://chigasaki.blog.jp


 

 

 

カラフルなおそうざいが豊富に並ぶフランス風デリ。

PÉRE(ペール)

http://pere.co.jp/
茅ヶ崎市中海岸2-9-1 ア・ルーフ湘南101
電話・0467-87-5490
営業時間 10:30-19:00
不定休


[1]お店の外観。/[2]カラフルな洋風お惣菜が並ぶショーケース。/[3]骨付き鳥もも肉のコンフィ。/[4]メインの魚料理、イナダのポワレ。[5]リエットやテリーヌ、ピクルスなどの保存食も豊富。/[6]ビールやソフトドリンクもレストラン風のラインナップ。

今年の5月で3周年を迎えるテイクアウト主体のデリカテッセン「PÉRE」。フランス語で「お父さん」という意味だそうです。まずお店に入って驚くのは、作りたてのデリメニューが豊富なこと。ざっと数えても30種類ほど。その他ローストポークやリエット、ピクルスなど日持ちするおかずまで入れたら50種近いかもしれません。お料理を担当するのはオーナーシェフの田井圭太さん、接客は奥様が担当しています。田井シェフは「ウエスティン・ホテル」のレストランなど都内の数軒の店に勤務し、モダンオーストラリア料理の「ソルト・バイ・ルーク・マンガン」のオープニングを経験した後、独立。当初はレストランも考えていたそうですが、まだ2人のお子様が小さく、なるべくお子さんと一緒に過ごす時間を作りたい、という思いでデリでの独立スタートになったとか。お店の中にお子さまが遊べるおもちゃのコーナーがあるのも、そんな「お父さん」のアイデアのようです。


[7]食材やワインも置いています。/[8]これは自家製ブレッド。毎週金曜日には『Lee’s Bread』のパンが各種入荷します。/[9]デザートのブラマンジェもおいしそう。/[10]ポタージュも絶品です。/[11]茅ヶ崎魚市場で仕入れたばかりの魚をさばくシェフ。/[12]内容おまかせで作っていただいたお弁当。650円+税。

ある日の「メイン料理」をご紹介すると「牛ほほ肉クリームコロッケ、サーモンクリームコロッケ、オムレツ、タンドリーチキン、サバのポワレ、鮭のセサミロースト、豆腐ハンバーグ、BBQポーク、アジのポレンタロースト、イサキのグリル、メキシカンチキン、ラザニア、チキンロール、根菜ミートローフ、デミグラスミートボール、メダイのポワレ、子羊のスパイス煮込み、豚たんシチュー、ローストビーフ、豚肩肉プルーン煮込み、キッシュ」・・・というバリエーションの豊富さ。他にもサラダなどの副菜もいろいろあります。
取材中、シェフのがいなくなったと思ったら、たくさんの魚を持って再登場。近所の茅ヶ崎魚市場で魚を買ってきたそうです。すぐにおろしはじめ、夕方にはグリルやポワレになってお店に並ぶはず。この新鮮さもこのお店の魅力ですね。ハーブや野菜は自家農園で栽培したものや地元の農家のもの、お米は新潟の契約農家直送のものを使っているそうです。人気なのは「日替わり弁当」(650円~+TAX)。好きなおかずを3種類選んで詰めてもらえるので、毎回選ぶのが楽しみです。その他、おかずだけを詰め合わせてくれるデリBOX(4品 750円~)もあるので夕飯のおかずに助かりますし、パーティ向けのオードブルも調整してもらえます(前日までの予約)。昼時などはお店が混みますので、予約しておくとスピーディかもしれません。なお、1万円を超える注文なら、茅ヶ崎市内に限ってデリバリーもしてもらえます。

 

茅ヶ崎から発信する愛あるジーンズブランド。

touch is love® JEANS store

http://www.touchislove.jp/
茅ヶ崎市共恵2-3-37 共恵倉庫
電話・080-4337-1173
営業時間 11:00~18:00
不定休 ※営業日カレンダーをご覧ください。


[1]お店の外観。/[2]ジーンズには手書き風の立体的ロゴが付いています。/[3]作業中のショップオーナー・工藤琢さん。/[4]アトリエ兼ショップ。/[5]ポケットについている涙の刺繍が消える頃、最も体になじんできます。

茅ヶ崎にジーンズのブランドがあることをご存知ですか。「touch is love ® JEANS store」は、茅ヶ崎の住宅地にあるアトリエ兼ジーンズショップ。代表の工藤琢(おさむ)さんが、お客さんひとりひとりのサイズに合わせてセミオーダーでジーンズを作っています。工藤さんは「リ-バイス」に勤務された後、独立されました。その際、ジーンズブランドを一人でやるという計画はなく、「愛あることを伝えたかった」とか。その思いとアパレル業界での経験を合わせてスタートしたのが9年前。ここにお店を構えるまでは、お客様の家まで採寸に出向いて1本1本ジーンズを作っていたとか。
ジーンズのお尻のポケットには「涙」の刺繍が入っています。このデザインも工藤さんの「愛あるもの作り」に基づくデザイン。嬉しかったり、ほっとしたり、優しさを感じたり、誰かを思い出す時に、自然に涙が出てくるような優しい気持ちを、涙のデザインに込めています。そして毎日履いていると、ジーンズが体になじんできたころ、涙マークが消えてなくなるようにデザインされているとか。いい風合いにインディゴブルーが色落ちし、自分の体にぴったりになったころ、消えてゆく涙。他のどのジーンズブランドにも無い「touch is love ® JEANS store」だけのチャーミングな特徴です。


[6]ジーンズの他に女性用巻きスカートも。/[7]女性がはくと、こんなシルエットに。モデルは『Sainte Enfant』の聖子さん。/[8]これは買ったジーンズを入れてくれるオリジナルバック。/[9]様々なデザインのリベット、好きなものが選べます。/[10][11]この足踏み式のリベット打ちマシーンで、買った方が自分で好きなものを打てるそうです。

ジーンズのシルエットはレギュラーのストレート。とはいえ、座っても背中が見えない、おしりや太ももの部分を締めつけ過ぎない、座ってもお腹がきつくない、という具合に細かい点まで設計にこだわり、一日中はいても楽ちんで、毎日はきたくなるジーンズです。サイズは27~38インチ。値段は19,440円(本体価格 18,000円)になります。仕上がりまで2週間ほどみてほしいそうです。なお、デニムとシャンブレー生地の巻きスカートも扱っており、こちらは14,040円。なお、プレゼント用にジーンズのギフト券もあり、とても好評です。
最初は入りにくいと思いますが、工藤さんの愛あるもの作りのお話は、とても興味深いものです。ジーンズに関する様々なお話や正しい手入れ方法なども教えてもらえますので、ぜひ一度お出かけください。

●辻堂の雑貨屋「truck market」が出張しています。

軽トラックによる移動販売で人気の「truck market」が、ときどき「touch is love ® JEANS store」隣の車庫で営業していらっしゃるので、伺ってきました。辻堂の実店舗だけでなく、大磯市や小田原のカミイチなどのイベントの他、このようにお店の駐車場などにも出向き、かわいい雑貨や毛糸、手芸用品などをゆったりと販売しています。お店でお客様をじっと待つのではなく、「お店ごとお客さんに会いに行く」という販売スタイルは、雑貨店では日本で初めてだったとか。いまもこの移動雑貨屋スタイルがいちばん好き、という店主・キムラミユキさんのセンスをぎゅぎゅっと赤い幌のトラックに詰め込んで今日も営業中! なお出店は不定になりますので、お店のHPで確認してください。辻堂のショップのアクセスや営業日も、そちらでわかります。
最近は毛糸に力を入れているそうで、カラフルな輸入毛糸の他、ミユキさんが自ら羊毛から紡いだ毛糸や、その毛糸で編んだ小物もあります。また、私も愛用している手編みソックスは、かわいくておススメ。一足一足ミユキさんが編んでいる「愛のある」ソックスです、あ!ここにも愛♥が!


[1]『touch is love® JEANS store』のガレージに出張中。/[2]広島の作家在住のぼんさんの編みりんご。ワークショップが開かれるほどの人気です。/[3][4][5]雑貨と同じぐらい毛糸が豊富です。店主ミユキさんが羊毛から撚った毛糸やハンドメイドの商品も。/[6]辻堂の実店舗のほうで、毛糸紡ぎが体験できるそうです。愛用の糸車で紡ぎ中のミユキさん。/[7]毛糸や手芸用品の他、アジアの雑貨やかご、キュートな文房具などが人気商品です。

明るいパティシェさんとの会話も弾む小さなパティスリー。

サンタンファン (Sainte-Enfant)

http://ameblo.jp/sainte-enfant/
電話・0467-81-3935
営業時間 水曜、金曜、土曜の週3日営業 10:00~18:00
定休日 月、火、木、日曜日 店前に一台駐車可。


[1]住宅街の中にある小さなお菓子のお店『サンタンファン』。/[2]丁寧に作られたかわいい焼き菓子が並んでます。/[3]パティシェ兼店主の聖子さん。注文のシフォンケーキ制作中。/[4][5][6]ギフトにしても喜ばれるケーキやマドレーヌなど。定番の「フルーツケーキ」は開店以来の大人気お菓子。[7]うっすらキャラメルの苦味もあるキャラメルバニラクリーム。アイスやパンケーキのトッピングに。/[8]ラブリーなメレンゲ、口の中でほわっと溶けます。/[9]ギフトボックスもいろいろあります。

通りから入った住宅地の中にある焼き菓子の店『サンタンファン (Sainte-Enfant)』。ご自宅の1階部分をショップとお菓子工房にして、店主・米沢聖子(きよこ)さんが1人で切り盛りされています。並べられたお菓子はクッキーやパウンドケーキやマドレーヌ、メレンゲなど焼菓子ばかり。ひとつひとつていねいに作られたお菓子は女性パティシェさんらしく繊細でラブリー。ニューヨークでお花の仕事をしていたというセンスも感じます、お店に入るとこれもこれもと、どんどん手に取って買いたくなってしまいます。私がここで最初に買ったのは、丸い「フルーツケーキ」でしたが、そのおいしさにびっくりした記憶があります。
米沢さんはドイツで生まれ、小学校時代を旧ユーゴスラビアで過ごし、大学の仏文学科卒業後、外国為替系の銀行に勤務。その後ご主人の転勤に伴ってニューヨークに数年間住み、フラワーアレンジメントの仕事をなさっていたというインターナショナルな経歴の持ち主。全くお菓子とは縁がなかったものの、帰国後、ふとしたきっかけで受講した『ル・コルドン・ブルー 菓子講座』ですっかりお菓子作りに心を奪われてしまったとか。最初はレンタルキッチンを借りて焼き菓子を作り、雑貨屋さんなどに置いてもらっていたそうですが、瞬く間に評判になり、家を新築する際に思い切って一階を店と工房に設計してもらったそうです。オープンして3年あまり、週に3日間しか営業しない(?)マイペースぶりですが、すっかり人気のお菓子屋さんになりました。
お菓子に使うフルーツなども極力地元のものを使っているそうで、茅ヶ崎「伊右衛門農園」の安納芋や「開工房」のブルーベリー、レモンや柚子なども茅ヶ崎のものや、イチゴやブドウは「わいわい市」、バラの花は平塚のバラ園で、というローカル材料。お店に行ったらぜひお菓子の由来や材料を質問してみてください。なお、店頭にあるお菓子以外に、お引き菓子やプリン、シフォンケーキなどのオーダーにも応じていただけるので、気軽に相談してみてください。

 


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この記事のレポーター

北條尚子

北條尚子

「湘南くいだおれー」(ブログ)を運営する、茅ヶ崎在住のフリーライター。個人のブログとしては、湘南地域の美味しいものに特化した先駆け的ブログ。ライターとしてのキャリアは25年、雑誌ananや、ぐるなびのWEBコンテンツでの執筆、シェフやミュージシャンへのインタビューにも定評があります。 湘南くいだおれー http://chigasaki.blog.jp


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