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夏のレジャーとして人気のバーベキュー。茅ヶ崎でも、たくさんの荷物をカートに入れて移動するグループの姿をよく見かけます。自宅でバーベキューを楽しむ人も多く、海と里山に囲まれ、一年を通して温暖な気候の茅ヶ崎でしか楽しめないバーベキュースタイルがあるのではないかと、今回おいしい茅ヶ崎では茅ヶ崎らしいバーベキュースタイルについて考えてみました。

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茅ヶ崎でバーベキューと言えばこの方、日本バーベキュー協会の湘南支部「湘南バーベキュー協会」代表の内山芳一さん。茅ヶ崎に本物のバーベキュー文化を広めたいと、本格バーベキューレストラン「SHONAN Bar-B-Q」(現在、店舗は一時閉店中)のオーナーもつとめ、イベント出店やBBQイベントの開催などを通じて、バーベキュー文化を広く伝える活動をしています。2016年10月には、小学生の娘さんがアメリカの伝統あるバーベキューコンテスト「アメリカンロイヤル・ワールドシリーズ・オブ・BBQ」で見事優勝、その後娘さんはイベントに引っ張りだこで、今ではマネージャー業(!?)もお忙しいとか。

そもそも内山さんがバーベキューに親しみ始めたのは学生時代。人が集まるとバーベキューでおもてなしをしていました。もっとおいしく、もっと楽しくを追求し、自身のバーベキュースタイルのステップアップのために受講したのが、日本バーベキュー協会の「バーベキュー検定」でした。道具、火のおこし方、食材の準備、便利なツールについてなど、インストラクターのデモンストレーションを通じて自己流ではなかなか体得しえないテクニックが学べるというもの。特に炭の扱い方については、知っているのと知らないのとでは大違い。バーベキューグリル内で炭の配置を工夫することで、弱火・中火・強火にも調節可能なそのテクニックは聞けば聞くほど目からウロコです。改めてバーベキューのテクニックを学ぶことでこれまでとは違ったバーベキューが楽しめそうです。

「湘南バーベキュー協会」代表 内山芳一さん
「湘南バーベキュー協会」代表 内山芳一さん

内山さんいわく、バーベキューは「コミュニケーションツール」であり、人をもてなし、楽しませる「パーティ文化」。一般的な日本のバーベキューは、夏場に汗をかきかき野外で行う焼肉であり、本場アメリカのバーベキューとはかなり異なる。本場のバーベキューでは、自分が食べる肉を自分で焼くようなことはせず、炭火で肉を長時間低温で焼く、という調理方法の一つとして、人が集まる場のいちコンテンツであるというもの。アメリカ映画のパーティーシーンでよく見るような、お父さんが庭でバーベキューグリルで大きな肉の塊を焼き、ゲストに振る舞う、あのスタイル。食べ物を通じて、集う人たちを楽しませるツールがバーベキューということになります。
高級な肉や贅沢な食材を揃えることが、バーベキューの必須条件ではなく、「そこにいる人たち皆が楽しめること。特に茅ヶ崎においては、海や、里山もあり食材も豊富、その上おしゃれな人も多い。だからこそ、茅ヶ崎らしいおしゃれなバーベキューを提唱していきたい」と内山さん。「おしゃれなバーベキュー」とは、例えば、紙コップに紙皿、割り箸ではなく、テーブルクロスにこだわってみたり、ガラスのコップとはいかないまでもプラスチックの素敵なコップを使ってみたり。そういうものから会話が始まることも。
食材も地元で集めれば、実際食ベるものが市内のどこで売っているとか、どんな人が作っているとか、まさにご当地バーベキューならではの話ができるし、地元の魅力も共有できる。公共の場でバーベキューをする場合も、ゴミを出さずスマートに、というのが茅ヶ崎らしいバーベキューになるのではないでしょうか。

耳寄り情報
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茅ヶ崎の北部に位置する神奈川県立茅ケ崎里山公園の一番北側に、2015年に新設された里山バーベキュー場。新しいだけあってとてもきれいで便利な施設です。バーベキュー場、トイレ、駐車場などがコンパクトにまとまっていて、レンタル機材も充実。食材の予約もできるので、手ぶらでバーベキューもできます。

茅ヶ崎北部でバーベキューをするならぜひ、周辺で食材を集めたいもの。茅ヶ崎のブランド牛「ちがさき牛」を育て、直販している斎藤牧場もバーベキュー場から10分程度とすぐそばです。斎藤牧場では、人の体にも良いものを牛の飼料にするという方針で、十数種類のエサを配合し、地下70mからくみ上げた水を飲ませることで「くどくない脂質」の牛肉を生産しています。金・土・日曜日営業の斎藤牧場直売所では、バーベキューの人数や好みに合わせて、おすすめの肉を選んでくれます。部位によって、その希少性や調理法も教えてくれるので、ぜひ直接相談しながら、食べたいお肉を選んで下さい!

直売所には様々な部位のお肉が並ぶ
直売所には様々な部位のお肉が並ぶ
ちがさき牛について語る、斎藤牧場の齋藤忠道さん
ちがさき牛について語る、斎藤牧場の齋藤忠道さん
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また、茅ヶ崎産の野菜も多く販売されている寒川の「JAさがみ わいわい市」も里山バーベキュー場まで車で10分足らずの距離です。収穫された当日に農家が直接納品するスタイルの品揃えは、まさに新鮮そのもの。その時期にある野菜の中からセレクトして、旬を味わう、これぞまさにご当地バーベキュー!季節によっては藤稔(ぶどう)や梨、柿などのフルーツも店頭に並ぶので、バーベキューのデザートにもおすすめです。

※里山公園内でも、日曜日限定で茅ヶ崎産野菜が販売される「新鮮野菜市」が開催されています。

神奈川県立茅ケ崎里山公園「里山バーベキュー場」

住 所:〒253-0008 神奈川県茅ヶ崎市芹沢1030(北駐車場を利用)
営業日:3月1日~3月31日(土日祝のみ)・4月1日~11月30日(毎日) ※雨天時にご利用いただける場所はありません
休 場:1・2・12月 3月は土日のみ営業(平日休)
利用時間:1部 10:00~12:30 2部 13:30~16:00 ※1部・2部の連続利用も可能

利用料金: 3,300円(税込)/1テーブル(レンタルセット付き) ※1部と2部の連続利用の場合は6,000円(税込)
予約方法:インターネット予約サイト利用 ※3週間前〜3日前まで。「食材セット」は利用の1ヶ月前〜5日前まで。

◯神奈川県立茅ケ崎里山公園「里山バーベキュー場」ウェブサイト http://www.kanagawa-park.or.jp/satoyama/bbq.html
◯予約サイト https://www.kanagawa-park.jp/bbq/yoyaku/chigasaki/

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湘南海岸唯一のキャンプ場、茅ヶ崎市柳島キャンプ場。以前、おいしい茅ヶ崎では「柳島キャンプ場で日帰りバーベキュー!」の特集記事を掲載しました。2017年現在、茅ヶ崎市の協働事業として、NPO法人茅ヶ崎つなぐ海と森がキャンプ場を運営しています。毎週のように行われるイベントも満載、おしゃれな案内看板で、入り口からワクワクします。宿泊だけでなく、日帰りのバーベキューも可能、里山公園バーベキュー場と同じく、食材の予約も可能です。

柳島キャンプ場でバーベキューをするならば、野菜はぜひ、おいしい茅ヶ崎でもお馴染みの「茅ヶ崎海辺の朝市」で!開催は毎週土曜日に限られますが、茅ヶ崎の農家さんが旬のとびきり新鮮な野菜やお花を持って集まります。直接生産者にバーベキューにおすすめの野菜やおいしい食べ方を聞いておくのも◎。特に朝市に出店している農家さんは、珍しい野菜やハーブなどを育てている人も多いので、野菜のグリルや、ハーブ入りのバーベキューソースなどを用意して、いつもと一味違うバーベキューを楽しんでみては。

さがみ縦貫道路(首都圏中央連絡自動車道)が開通したことで、県央や都内からも柳島キャンプ場へのアクセスがとても便利に。キャンプ場のすぐ側に茅ヶ崎海岸ICがあります。

海の近くのキャンプ場だからと言って、夏だけがおすすめ時期かというとそうではありません。空気の澄んだ秋から冬にかけて、海から見える富士山、夕焼け、そして、星空の美しさは、真夏の日差しやビーチとは違った楽しさでもあります。年間を通じて楽しめる柳島キャンプ場でのバーベキュー、ぜひトライしてみませんか?

大人気の海辺の朝市には、朝早くから野菜を求めてたくさんの人が並びます。
大人気の海辺の朝市には、朝早くから野菜を求めてたくさんの人が並びます。
茅ヶ崎海岸ICのすぐ近くだから、行きも帰りもスムーズです
茅ヶ崎海岸ICのすぐ近くだから、行きも帰りもスムーズです

茅ヶ崎市「柳島キャンプ場」

住 所:〒253-0063 神奈川県茅ヶ崎市柳島海岸1592番1地先
休 場:火曜日(7月・8月を除く) ※火曜日が休日の場合は開場、翌日以降の直近の平日が休場。 ※年末年始(12月29日から1月3日)も開場します。
開門時間: 7時~22時 (各種受付は9時~18時)
バーベキューコーナーの利用料金:※炊事場(かまど)※日帰りのみ
:2,500円(市内)・3,000円(市外)/1テーブル ※7~8月の全日、3〜11月の土・日・祝日、12月29日~1月3日

:2,000円(市内)・2,500円(市外)/1テーブル ※3~6・9~11月の月・水~金、12~2月の土・日・祝日    
:1,500円(市内)・2,000円(市外)/1テーブル ※12月~2月の月・水~金
予約方法:インターネット予約サイト利用 ※3ヶ月前の月の初日9:00〜予約可 (宿泊の場合は6ヶ月前の月)

◯茅ヶ崎市柳島キャンプ場 ウェブサイト http://digiq.jp/yana/top.php?ct=41
◯柳島キャンプ場 Facebookページ https://www.facebook.com/yanagishima.camp/

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茅ヶ崎でバーベキューをするなら、やっぱり食材にはこだわりたい!茅ヶ崎感満載な食材で、友人をおもてなしできるようになりたい!ということで、湘南バーベキュー協会の内山さんのアドバイスを参考に、楽しい食の場を提供することをイメージしながら、茅ヶ崎市内で“おいしい茅ヶ崎”な食材を集めてみました。

食材
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斎藤牧場(芹沢)
ちがさき牛

大きな塊肉を豪快に焼きたい!と相談したところ「トモサンカク」を用意してくれました。1頭から3キロ程度しか取れない希少な部位。

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ハム工房ジロー(高田)
ソーセージ

皮がパリッと焼けてジューシーなソーセージをオーダー。人数によって本数の希望も聞いてもらえます。

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肉の旭屋(浜之郷)
神奈川県産豚ロース

今回は漬け込み用の厚めの豚ロース。予約も受け付けてくださるそうです。
TEL:0467-86-9929

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魚静商店(元町)
茅ヶ崎産しらす

ピザ用に茅ヶ崎産の釜揚げしらす。季節に限りがありますが、シーズンにはぜひ!
TEL:0467-82-2918

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欣ずし(南湖)
茅ヶ崎産アンチョビ

茅ヶ崎産のカタクチイワシを使った、南湖の老舗寿司屋のアンチョビ。焼き野菜をつけるバーニャカウダソースに。

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茅ヶ崎海辺の朝市(中海岸)
野菜・切り花

グリル用の野菜のほか、薬味としてにんにくや、大葉、イタリアンパセリなども調達。テーブルの彩り用に切り花も。

お店の方に「こんなバーベキューがしたい」と伝えるとアドバイスがもらえたり、地元産食材ならではの話が弾んだり。バーベキューをする前から、既にバーベキューを通じた地域とのコミュニケーションが始まっていました。バーベキューに参加する人へ、食を通じて茅ヶ崎の魅力を伝えたいと思うと、一つ一つの食材についても深く知りたくなりますね。買い物時に収集したおいしい情報もバーベキューのスパイスとして、ぜひ持っていって下さい!

海あり、里山ありの茅ヶ崎は食材も豊富、いつでも気軽にバーベキューを楽しめる環境が整っています。夏だけのレジャーとしてではなく、一年を通じて季節ごとの食材、そして風景も一緒に楽しむことができます。ぜひ、茅ヶ崎で“茅ヶ崎らしいバーベキュー”を楽しんでみませんか。


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