「花」を通じた茅ヶ崎の楽しみ方

花いっぱいの茅ヶ崎を歩こう!

海、里山、畑、たくさんの自然に囲まれた茅ヶ崎。季節ごとに「花」を楽しむ機会や場所にも恵まれています。「桜特集2016」で、茅ヶ崎市内の桜の名所やお祭りなどを紹介していますが、春は桜だけではありません。早春の訪れを告げる梅と椿にスポットを当て、茅ヶ崎の魅力をお伝えします。

春が来た!茅ヶ崎の「梅まつり」をご存知ですか?


茅ヶ崎駅南口から、海へと続くサザン通りと並行する高砂通りを歩いて5分ほど、茅ヶ崎市立図書館の隣の松林のエリア、高砂緑地に到着します。

敷地内には茅ヶ崎市美術館があり、アートな雰囲気も楽しむことができて、駅からほど近いのにとても静かで落ち着いた空間があるのに驚かされます。
茅ヶ崎のシンボルのひとつ「松」に囲まれたこの場所には、明治40年代に俳優川上音二郎、貞奴夫妻が住んだ別荘がありました。今も緑地内に残る井戸枠は、その暮らしの跡を物語っています。

茅ヶ崎にゆかりがあり「元祖 女性は太陽だった」の言葉で有名な、平塚らいてう(1886~1971)を偲ぶ石碑もあり、当時の文化の香りがします。

 

2016年2月11日(木・祝)「梅まつり」に行ってみました。

「梅まつり」会場の高砂緑地とそのお隣の松籟庵は、午前10時の開始前から、大勢の来場者で賑わっていました。

おまつりの実行委員会代表であり、海岸地区自治会連合会会長の島田俊夫さんにお話を伺ったところ、海岸地区の自治会連合で運営しているこのおまつりは、今年で32年目になり、島田さんは16年も自治会のお仕事を続けていらっしゃるとのこと。

梅そのものはまだ咲き始めの時期の開催ですが、3月に比べて気候が安定しているそうで、今回の様に天気にはいつも恵まれているそう。「おまつりが長く続く秘訣は、地元の皆さんの熱意。おまつりを通じて、お年寄りから子どもまでたくさんの人が協力し、顔見知りになることで、地域のコミュニティーができるし、茅ヶ崎は本当に住みよい、人の気持ちが良いまちです。」と島田さんはおっしゃっていました。

自治会の皆さんによって、豚汁、焼き芋、焼きそばや飲み物など、数々の模擬店が出店されていて、何を食べようか迷います。

そして、何といっても嬉しいのが、甘酒の無料配布!寒い中でのおまつりなので、温まって欲しいという気持ちを込めて2,000人分が用意されていました。程よい甘さで飲みやすく、おいしくて思わずおかわりしました!

また、会場ではガラス工芸や陶芸、手作りクッキー、和菓子の売店や花屋さんの他、茅ヶ崎産無農薬のお米「湘南タゲリ米」を作るグループ「三翠会」による米の販売など、様々な団体の出店で賑わっていました。地域の子どもたちによる、伝統ある中海岸太鼓の演奏も恒例のだしものです。

 

庭園内にある、「松籟庵」で御茶会も

梅まつりの開催中「松籟庵」では、茶券300円で本格的なお茶会に参加することができます。大勢並んでいましたが、和室は広く、待たずに参加することができました。

京都の裏千家の先生から、お道具やお茶のご説明を聞きつつ、着物姿の女性たちがお点前をし、次々とお茶椀を運んでくれてとても華やかです。ふくよかな抹茶の味と香りに、非日常の憩いのひとときを堪能できました。

ここでは、茶室の貸出しや和菓子作りのイベント、夏休み親子茶道教室など、市民に向けた活動も開催しています。詳しくはホームページで検索することができます。

茶室・書院 松籟庵
TEL: 0467-85-1123
開園時間:9:00〜16:30
ホームページ
※近隣に広いコインパーキングあり

 

氷室椿庭園への道すがら

「梅まつり」を後にして、高砂通りを南に向かい、鉄砲通りを渡ってまっすぐ行くと、恵泉幼稚園が見えます。この幼稚園を右手に見ながら、海岸方面にひたすらまっすぐ歩くと、右手に茅ヶ崎公園野球場とテニスコートがあり、大勢の人たちがテニスを楽しんでいました。

この市営野球場では、サザンオールスターズの茅ヶ崎ライブで盛り上がったことが記憶に新しいですね。西側にはふたつの広場があり、子供達がたくさん遊んでいたり、ウォーキングや犬の散歩に訪れる人が絶えません。ここはお年寄りから子供まで、みんながハッピーになれる憩いのエリアです。さわやかな潮風と太陽の光に、思わず笑顔になれます。球場の先はもう海!海岸へ渡る歩道橋の上からはきらきらした海と、その向こうにエボシ岩がくっきり!これぞ茅ヶ崎の象徴ですね。

海岸から茅ヶ崎公園の方に戻ると、テニスコートと道を挟んで向かい側に「Cafe&Gallery Deauville (カフェ&ギャラリー ドーヴィル)」という素敵な場所があります。

「ドーヴィル」とは、フランスのノルマンディ地方の海岸の地名。フランスの絵画に囲まれて、BGMがフランス映画音楽だったり、ゆったりとした時が流れる静かなギャラリーカフェです。イチゴのケーキ、チーズケーキなど数種類ある中からマロンケーキと珈琲を頂きました。歩きながらのお散歩コースにぜひ取り入れたいスポットです。

Cafe&Gallery Deauville
茅ヶ崎市東海岸南1-15-5
0467-88-2345
定休日:月・火

 

氷室椿庭園

テニスコートから先ほどの恵泉幼稚園に戻り、氷室つばき園に向かいます。歩くこと10分弱、細い道を歩くことになりますが、案内看板がここかしこにあるので、迷わずに行くことができます。

花などの植物が楽しめるスポットといえば、山側の地域を思い浮かべますが、氷室つばき園は海の近く。閑静なお屋敷町の花の庭園という雰囲気のとても落ち着ける場所です。

ここは、元・三井不動産副社長であり、園芸に造詣の深かった氷室捷爾さん、その名の通り花を愛した妻の花子さんご夫妻の庭園で、ご遺族が茅ヶ崎市へ寄贈、公園緑地課の管轄下で平成3年に開園しました。
2,800平方メートルもの広大な庭園に1,300本の庭木が植えられ、12月ごろから椿が咲き始め、早春は梅、ミモザ、春は桜、初夏は薔薇、菖蒲、他にも色々な植物があり、四季を通して花を楽しむことができます。

見ごろは3月のお彼岸のころ

庭園の管理スタッフの女性にお話をうかがうと、椿の一番の見ごろは3月中旬~下旬のお彼岸頃だそうです。観光バスツアーが立ち寄ることもあり、来場者が増えるとか。椿の一番の魅力は、品種によって咲く時期も色もまちまちで、冬から何カ月も咲いているので長い期間楽しめるところだそう。

椿の種類はなんと200以上も!
園内には桜の木もあって、3月の終わりから4月始め頃は椿に加えて桜のお花見もできる、と教えてくださいました。

ひとつひとつに手書きの名札をつけるのも仕事のひとつ。

花の手入れのほか、掃除や水やりも大変だけれど、この庭園のお仕事すべてが楽しくてたまらないそうで、スタッフの方のその生き生きとした表情にこちらまで嬉しくなりました。

この地に住み、椿のお庭をこよなく愛したご夫妻のこころが、現在それを守る人に受け継がれて、絶えることなく花を咲かせているのかしら?とふと思いました。
桜のお花見の前の3月下旬くらいに、家族やお友達を誘って、また是非とも訪れてみたいと思いました。茅ヶ崎駅からも海岸からも歩けるので、周囲の散策も含め、お散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。

 

氷室椿庭園
茅ヶ崎市東海岸3-2-41
0467-82-2823(茅ヶ崎市公園緑地課)
開園時間:9:00~17:00 入園無料
休園日:月耀(月曜が祝日の場合、翌日が休園日)3月は無休
駐輪場あり 駐車場は身障者用が2台。(要連絡)
ホームページ
※車イス用のトイレも設置されています。
※この庭園内は、犬のお散歩は禁止です。

早春の梅、椿、春の桜、市の花でもあるツツジ、初夏のアジサイ、秋の彼岸花など、茅ヶ崎市内ではたくさんの花に出会うことができます。ぜひ「花」を巡って市内を散策してみませんか?きっと新しい出会いがあることでしょう。

 


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