茅ヶ崎で楽しむものづくり

自分で作った器で食事をし、ぴったりフィットする自作の靴を履いて出かける。暮らしの中に「手づくり」や「ものづくり」を自然と取り入れたライフスタイルを楽しめるまち、茅ヶ崎。様々な制作活動をしている作家さんと暮らしの中で出会うチャンスも多くあり、開催されている教室やワークショップに参加して、交流したり、もちろん作ることを楽しむこともできます。今回は、このまちで暮らし、ものづくりをしている作家さんの姿と、私たちが気軽に参加できるものづくりの場をご紹介していきます。ますます茅ヶ崎での暮らしが楽しくなりますよ。

茅ヶ崎在住作家 小原聖子さんインタビュー

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◆茅ヶ崎でものづくり

茅ヶ崎の自宅兼アトリエで金属の「ちいさなもの」を作っている作家、小原聖子さん。シンプルなのにしっかり存在感を放つ真鍮のブローチなどのアクセサリーは小原さんの代表作。市内では、香川の熊澤酒造内のギャラリー「okeba gallery & shop」にて手に取ることができます。 

 

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辻堂出身で、たまたま住まい兼ものづくりの場としてぴったりの場所をとなり町茅ヶ崎に見つけて早7年。彫刻家として活躍するご主人とお隣同士の部屋で制作活動をしています。さすが作家同士のご夫婦、ご自宅はそれぞれが作った作品や家具、好きでついつい買ってしまうという布や旅先でインスピレーションを受けたものなど、たくさんの素敵なもので溢れています。

こうした暮らしの中の身近な素材である金属、特に「真鍮の酸化して育つ感じが好き」という小原さん。切って、叩いて、伸ばして、くっつけてとなんでもできる真鍮、家の中を見渡してみれば、ドアノブや引手、蛇口や仏具などにも使われているし、五円玉も真鍮です。 私たちが手に取りやすいアクセサリーの他にも、金属でオブジェなどを制作しています。決まった使いみちはないけれど、そこにあるだけでお部屋の雰囲気がいつもよりちょっと楽しくなったり、その存在感が何だか忘れられないものになったり、そんなことを考えながらものづくりに取り組んでいます。全国で年に20回ほど展覧会を開催し、茅ヶ崎ではこれまで前述の「okeba gallery & shop」にて隔年で個展を開催。個展以外にも、他の作家さんとのグループ展やコラボレーション作品の制作を行っています。

◆ワークショップのきっかけ

展覧会の期間中には、作品を見てもらうだけなく、ものづくりを体験してもらうワークショプを開催することも。「同じ素材を使っても、全く私とは違うものができあがるし、参加者の皆さんの反応を見るのがとっても楽しい!」と小原さん。同時に一筋縄ではいかない作業過程など、見ているだけでは伝わらないことも体験を通じて感じてもらうことができる。 「性格」と「ものづくりへの取り組み方」のギャップを垣間見られることも。一見はチャキチャキしていてスピーディーに物事を進めるような人が、実はものづくりの場面ではとても慎重派だったり、おっとりした人が逆に大胆だったりと、そうした意外性をその場で感じられるのもワークショップの面白さの一つです。

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また、ワークショプでの子どもたちの様子に目を見張ることも。3歳くらいから体験することができ、個人差はあるものの大人よりずっと度胸があって本能的に手を動かして作ってしまう。「大人になると先入観や今までの経験から、手を動かす前に考えてしまうんですよね」。 ワークショップは、小原さん自身の「技術」を教えるわけではなく、作品と共に展覧会を楽しんでもらうための一つのツールと捉えています。作品に囲まれながら、お友達と来た人、お一人で参加の人、親子など、そこで出会った人たちが、どんなカタチにもなり得る真鍮を使って楽しむ「一期一会の出会いと即興のものづくり」。こんなことがきっとまた新たなものづくりのきっかけになるのかもしれないですね。

◆ものづくりを通じたコミュニケーションの楽しさ

陶芸や絵、雑貨や靴など、茅ヶ崎でものづくりに取り組んでいる人はとても多い。小原さんの周りにも、ものづくりの先輩たちがたくさん。それぞれ展示会を開いたり、販売もしたりと個々に頑張っていらっしゃる。茅ヶ崎という土地柄なのか、淡々とものづくりに励んでいらっしゃる方が多く、小原さんも同じく、これからもずっとひょうひょうと続けていきたいと。 地方の展示会やワークショップでは「先生」と呼ばれることがあるという小原さん。茅ヶ崎では、「お客さん」や「生徒さん」と「先生」という関係性ではなく、「同じまちで暮らす人」として、できることを共有している、作品を皆さんにシェアしているイメージです。逆に展示会などで出会った人から情報をもらったり、共通の知り合いの話で盛り上がったり。こうしたものづくりを通じたコミュニケーションこそがその醍醐味なのでしょう。 今後も全国で展示会を開催予定の小原さん。茅ヶ崎では2017年7月に香川の熊澤酒造内「okeba gallery & shop」にて、個展とワークショップを開催予定です。情報は小原さんのウェブサイトやinstagramをぜひチェックしてみてください。

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▼小原聖子ウェブサイト
http://www.obaraseiko.com
http://instagram.com/obaraseiko
▼okeba gallery & shop
http://www.kumazawa.jp/mokichi/okeba/

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茅ヶ崎でできる
ものづくり体験

◆陶芸:宮崎陶房(浜竹)

茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ちの陶芸家、宮崎和佳子さんの工房「宮崎陶房」にて、定期的に陶芸教室が開催されています。1995年に茅ヶ崎に築窯、以来ずっと茅ヶ崎でものづくりをしています。陶房はもともと八百屋さんだったところを改装、ご自身のアトリエ兼陶芸教室としてオープン。見て楽しむというより、日々使って生活に溶け込む器、というイメージの宮崎さんの作品。教室に通うみなさんも、盛る料理をイメージしながら作り、作って使って改善ポイントを見つけてまた作る、といった生活に寄り添った器づくりをされているようです。

会社を卒業されたシニアの方、主婦、料理家、画家など、色々な人が参加しています。もちろん市外から参加される方も。経験は問わないので、「とにかくやってみたい!」ということが参加のきっかけで大丈夫。参加のペースや1回の進み具合などでカリキュラムは個人ごとに組んでくださるので安心。土の素朴な香りがする素敵な空間で、器のできあがりを想像しつつ、陶芸を楽しんでみませんか。

▼宮崎陶房 陶芸教室詳細
第1・3火曜日・土曜日 午前・午後クラス
第2・4木曜日・金曜日 午前・午後クラス

入会金:なし
会費:1回3,000円
※ 材料費・焼成費は作品に応じて別途かかります。
※ カリキュラムは個々に組みます。
※ 1回のみの参加も可能。

住所:茅ヶ崎市浜竹2-8-6
電話番号:090-6116-6492
ウェブサイト:http://www.miyazaki-wakako.com/

Facebookページ: https://goo.gl/EnM6xR
※駐車場あり(要問合せ)


◆注文靴・靴の教室:mar works(松が丘)

茅ヶ崎生まれ茅ヶ崎育ちの靴デザイナー松岡章栄さんの注文靴・靴の教室「mar works(マール ワークス)」。「mar」とはフランス語で海。「マール」という音は「円(まる)」、転じて「縁」と捉え「人との繋がりやご縁」という意味があります。松岡さんご自身の靴づくりとの「縁」は中学生の時にカナダにホームステイし、帰国する際にステイ先のおばあさんがプレゼントしてくれたモカシン(もともとネイティブアメリカンが履いていた一枚革でできた靴)。履いてみたら少し大きくて、それを目の前でほどき、つめてくれたことに中学生ながら衝撃を覚えたそう。靴って自分で作れるんだ、という感覚がそれ以来ずっとあり、社会人になってから偶然出会ったshoe workshop・mogeにて靴作りを学び、生まれ育った茅ヶ崎に工房をオープン。以来10数年に渡り靴作りの教室を開催してきました。

生徒さんは主婦やリタイアしたシニアの方から、本格的に靴作りを学び工房をオープンしたいという人までさまざま。靴作りをしてみたい!という人であれば、どなたでも参加可能です。デザインや教室に通えるペースにもよりますが、3〜4ヶ月程度で一足を作ることができます。ご自身で改装したという、素敵な工房で自分の靴、誰かに贈りたい靴を作ってみませんか。

▼mar works 靴の教室 詳細
火・水・木・金・土  10:00〜13:00または14:00〜17:00

入会金:10,000円
月謝:10,000円(月4回分)
※曜日と時間を決め、週一回3時間の教室となります。
※材料費は別途。
※振替可能。
※2018年よりアトリエを都内に移転予定。2017年中は茅ヶ崎での運営となります。

住所:茅ヶ崎市松が丘1-5-36壱号荘105
※駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用下さい。
電話:090-2220-8832
ウェブサイト:http://mar-works.com

茅ヶ崎でものづくり体験!

 

陶芸や靴作りのほかにも、1回完結型のワークショップもあります!木工ワークショップに参加したご家族から感想をお寄せいただきました。

「海岸のまち、茅ヶ崎で楽しむ木工ワークショップ」:inu it furniture(イヌイットファニチュア)

 

”妻の誕生日のプレゼントとして、「スツール作りワークショップ」をプレゼントしました。自分の選んだ布を座面にすることができるので、布は1年生の娘に選んでもらいました。

パーツが分かれていて、子どもでも簡単に組み立てることができます。inu it furnitureの犬塚さんに、電動ドリルの使い方や押さえ方などを習いながら、少しずつ組み立てていきます。チェアってこんな風にできてるんだね、と言いながら、親子で楽しく参加できるワークショップでした!妻もとても喜んでくれ、よい誕生日プレゼントになりました。少し特別なことを、いとも簡単に自分たちの住むまちでできてしまうのはとてもうれしいですね。これからもこうした楽しみを見つけて参加したいと思っています。”(茅ヶ崎市内在住40代男性)

▼inu it furniture(イヌイットファニチュア) ワークショップ詳細

◆電ドリガールのスツール作りワークショップ
タモの無垢材とオリジナルのアイアン貫、そこに自分の好きな布地でちょいがけスツールを制作。

サイズ:約Φ25cm × 高さ 46cm、座面の直径 25cm(小振りなちょいがけスツール)
素材:タモ無垢材・鉄(貫)・ウレタン(座面のクッション)・合板(座面のベース)
時間:約3時間(スタート時刻10時〜13時)
費用:1脚¥15,000(税抜)
必要な物:好きな布を持参。(45cm角、あまり薄手でないもの)

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※ワークショップは、小学生以上のお子様同伴も可。
※希望日時・曜日・時間帯、人数などをメール又は電話にて相談。

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▼inu it furniture(イヌイットファニチュア)
住所:茅ヶ崎市共恵1-11-15 ロビイ茅ヶ崎
※駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用下さい。

電話:0467-50-0182
メール:info@inuit.jp
ウェブサイト:http://www.inuit.jp/


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