石原裕司(いしはらゆうじ)さん[中島]

中島にて、代々農業を営む石原裕司さん。通常は、お母様、奥様と3人ですが、収穫が忙しい時期には、親戚の方も手を貸してくれるそうです。幼いころから土に触れ、種を蒔き、苗を植え、作物の成長を見ながら育ってきた石原さんにとって、農の仕事に就くことは自然なことだったそう。現在は主に、長ネギ、かぶ、ごぼう、大根、人参などを作っていらっしゃいます。DSC_0095

「日ごと、年ごとに自然環境が違うので、毎年作物のできは違います。今年いいできだったからといって、次の年に同じように栽培しても、上手くいかないこともある、だからこそ野菜作りは魅力があり、次の年に向けての楽しみが広がるんです。」と石原さん。

畑で見せて頂いた長ネギはまさに今が収穫のピーク。「はい!」と手渡されたそばからとてもいい香りです。真っ白でツヤっとしていて、たっぷりと水分を含んでいるのがしっかりと分かる重みがありました。根の部分はきっちりカットされ、皮も綺麗に剥かれた美しい長ネギ。根をカットし、皮を剥いて、束にするといった作業のほとんどは、人の手によるものだそう。まずは、根をしっかりカットしないと次の工程の皮が綺麗に剥けないので、一つ一つの作業を丁寧に行うことが大切だそうです。長ネギを手にしながら伺うお話は、この作業を担当するお母様と奥様の姿を想像させ、心を込めて野菜を育て、出荷している石原さんご家族の想いが伝わってきました。

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この石原さんの長ネギは、大手コンビニエンスストアで販売するおにぎりの具としても出荷されていました。神奈川県で販売する分のおにぎりの具は神奈川県産を使うという取り組みで、大量に良質な長ネギを生産できる農家として、卸売市場から声がかかったそうです。現在はその商品は販売されていないそうですが、私たちも口にしたことがあるかもしれませんね。

長ネギを含め、石原さんは既に生産している野菜でも新しい品種の生産にチャレンジすることを続けているそうです。新品種は、大量に栽培するまでには少なくとも3回は試し植えをし、1回試すといってもチャンスは年に1回なので、結果が出るまでには長い時間がかかります。何十年と農業を営んでいても、試作できるのは農業に携わった年数と同じだけという、大掛かりな仕事なだけに大変さと共に魅力があるのでしょう。

自然相手の仕事、なかなか畑から目を離すわけには行きませんが、時間がある時には奥様と車でドライブや旅行に出かけるそう。日帰りや1泊旅行をするのが楽しみとのことでした。ご夫婦で共有する時間が多いというのも、仕事に対する活力になっていらっしゃるようです。

石原さんがご家族と共に作っている野菜は、わいわい市にて手にすることができます。ぜひ生産者の名前を確認して、手にとって見てください。

 


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