◇ 地元野菜が主役の料理
オーナーの鈴木さんは、茅ヶ崎産の野菜を多く使ってい最大の理由は、「近いからこそ新鮮なものが出せる」ことだと話す。以前から知人や親戚に農家が多く「地産地消」にも興味があったという。
寒川町のわいわい市や農家さんの直売を利用し、茅ヶ崎の農家さんの畑にも直接出向いているそう。そんな鈴木さんが一番に大切にしているのは「旬」や「季節感」。その想いから「旬」ではない素材は極力使わないようにしている。
「例えばサラダにトマトは当たり前ですが、この時期湘南では作られていないし旬じゃない。一番おいしい時期の味を知っているから余計に使えないのです」。そんなこだわりからか、お客さんには「野菜好き」が多いという。
「茅ヶ崎の野菜の特徴は、珍しい野菜が沢山あることです。加えて少量生産かつ旬が決まっているので次の週には手に入らないんです」。一見制限があるようにも見えることを、「作り手としては面白いです」と、鈴木さんは楽しんでいます。
取材当日に見た野菜は、芽キャベツやプチベール、菜の花といった、春を感じさせるものばかり。中にはフキノトウやうるい等の山菜も。

