【おさんぽ茅ヶ崎】Vol.6 茅ヶ崎駅北口からスタートする春のおさんぽコース。

茅ヶ崎を含む湘南界隈を中心に、遠くは東京、栃木などの食農水産関連情報を魅力的に発信する「湘南くいだおれー」(ブログ)。この辺りでおいしいものが好きな人ならご存知のはず!

食べ物への愛、地元への愛をひしひしと感じるこのブログを運営するのは、茅ヶ崎在住のフリーライター、北條尚子さん。茅ヶ崎への愛がどんどん膨らんで、いよいよ「食と農のポータルサイト おいしい茅ヶ崎」でも自らの舌と足で収集した、とっておき情報を紹介してくれます!

自転車で市内を縦横無尽に走り回る北條さん。おすすめのスポットをつぎから次へ渡り歩きます。みなさんもぜひ、コースをたどってみてください!


北條尚子 プロフィール
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湘南くいだおれー」(ブログ)を運営する、茅ヶ崎在住のフリーライター。個人のブログとしては、湘南地域の美味しいものに特化した先駆け的ブログ。ライターとしてのキャリアは25年、雑誌ananや、ぐるなびのWEBコンテンツでの執筆、シェフやミュージシャンへのインタビューにも定評があります。

湘南くいだおれー http://chigasaki.blog.jp


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安心・安全な地元食材で作るフランス風家庭料理が食べられるカフェ。

すずの木カフェ

http://suzunokicafe.com/
茅ヶ崎市元町4-32
電話 0467-82-3411
営業時間 11:30〜18:00 ランチタイムのL.O.は14:30
日・月曜日定休(祝祭日は営業)

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[1]すずの木カフェの目印。/[2]展示されている作品を眺めたり、読書をしながら静かに過ごせます。/[3]近隣で解されるアートイベントのフライヤーなど。/[4][5]現在開催中の展覧会は、『山田浩子 森野奈津子 陶 二人展』。

茅ヶ崎駅北口からほど近い小径「元町ラーメン横丁」に、2009年の7月にオープンした『すずの木カフェ』。おいしいご飯が食べられて、自家製のデザートもあって、コーヒーもおいしい…と、誰にでもお勧めできる私の大好きなカフェです。オーナーの吉村千絵さんは大学で芸術を専攻した後、さらに調理師学校で学び、その後フランスへ留学。『アラン・シャペル』などの有名レストランで働き、帰国後も数軒のレストランに勤務し、料理の腕を磨きました。その後は料理家のアシスタントや、陶芸家とコラボレーション料理、絵の才能をかわれてフードイラストレーターとしても活躍していました。結婚と出産を機に、店を始めることを決心し、6年前に『すずの木カフェ』をオープン。亡くなったお祖父さまが夢みていたという画廊喫茶のイメージと、安心して食べられるフランス風家庭料理を出す店、という吉村さん自身の夢が合体した店が実現しました。

 

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[6]Aランチ「豚肉のナヴァラン風」1,050円。/[7]サンドイッチランチ、豆のペーストと根菜のフォカッチャサンド ミニスープ、ドリンク付900円。/[8]陶芸家さんの焼いた器で供されるコーヒー。/[9]自家製ケーキと季節のフルーツコンポート盛り合わせ。/[10]チョコレートパフェはソースが選べます。650円。/[11]オーナーの吉村千絵さん。イラストレーターとしても活躍。

週替わりで変わる2種類のランチと、天然酵母パンのクロックムッシュー、季節のケークサレプレート、サンドイッチランチ、スープセットが定番の食事メニュー。さらに自家製のケーキやパフェなどのデザート類も評判です。食材はなるべく地元産のものを使い、野菜は主に無農薬、無化学肥料の伊藤農園のものがメイン。ベジタリアンやヴィーガンの方に対応可能なメニューもあります。

suzunokicafe03[12][13]毎週火曜日はイタリアで修業された【Kei’s Pan】さんのパンの販売日。

パンは店のスタッフでもある『Kei’s Pan』さんの天然酵母パンを使用。イタリアで修業された『Kei’s Pan』のパンはファンが多く、毎週火曜日には店内で焼きたてのパンを販売しています。なお、オープン当初からギャラリーとして様々な展覧会を開催してきました。展示中、作品をテーマにしたデザートが月代わりで登場するので、それも楽しみ。3月は陶芸家さんの展示だったので、そのお皿にデザートを盛りつけていました。例えば絵ならそのイメージやテーマに合わせて、お料理やデザートを考えるそうです。気に入った作品はもちろんその場で購入できます。

なお、吉村さんが手書きで作っている月刊「すずの木カフェ便り」もとても素敵なので、お店に行ったら、ぜひもらってくださいね。

理想の帽子が必ず見つかるセミオーダーのショップ。

SASHIKI(サシキ)

http:// www.sashiki-hat.com
茅ヶ崎市元町4-6 2F
電話 0467-28-8108
営業時間 11:00~19:00
火・水曜日定休

茅ヶ崎にオープンして今年で10年目。帽子のショップ&アトリエ『SASHIKI』は、創業当時の鉄砲道の店舗から、昨年6月に茅ヶ崎北口のアジアン横丁に移転しました。麦わら帽子がのぞく階段を上がった2階にショップ、その奥がアトリエになります。オーナーの佐敷 章(さしき あき)さんは、文化服装学院でファッションを学んだ後、洋服と雑貨の中間にある帽子を作りたくて、平田暁夫帽子教室で技術を学びました。その後はイッセイ ミヤケなど有名メゾンの帽子を制作する会社で帽子作りをしていました。2006年に独立し、自己のブランド『SASHIKI』をスタート。モノ作りをする友人が多く住む茅ヶ崎に、ショップ兼アトリエを開きました。

 

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[1]SASHIKIの入り口。お店は2階にあります。/[2][3]店内はもう夏バージョンです。帽子の他、佐敷さんがセレクトした商品も素敵です。/[4]こんなエレガントな帽子もオーダーできます。/[5]オリジナルの洋服は、佐敷さんのお姉さんが手掛けています。

3月からお店はすっかり夏物の装いになっており、ストローやラフィア、パナマなどの上質な素材を使ったサマーコレクションが並んでいます。こちらの商品を買うこともできますが、ほとんどの方はセミオーダーされるとか。サイズや微妙なつばの幅、リボンの色や素材の色みなどまで細かく注文を聞いて下さるので、ほぼ自分用のフルオーダーに応じてもらえます。佐敷さんご本人に、いろいろ相談しながらオーダーできるので、ここにくればお気に入りの快適な帽子が見つかるはず。大人用だけでなく、かわいいキッズ用帽子も扱っています。夏用の帽子は15,000円から30,000円ぐらいの価格帯になります。

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[6]キッズ用の夏の帽子。/[7]NYから届く雑貨なども見逃せません。/[8][9]フィンランドのテキスタイルデザイナー、ヨハンナ・グリクセンのバッグ。/[10]刺繍がかわいいクッションカバーをリメイクしたバッグ。/[11]COOVA(コーバ)の織物、ブランケット。/[12]アクセサリーのセレクトも佐敷さんのセンスを感じます。

お店を移転してから、帽子以外のファッション・アイテムも増えたそう。佐敷さんのテキスタイルやファブリックに対する深い愛情まで感じるアイテム、『COOVA(コーバ)』の織物や、フィンランドのテキスタイルデザイナー・ヨハンナ・グリクセンのバッグは本当に素敵。また佐敷さんのお姉様がデザイン&制作するレディースのウエア類も、開店以来の人気商品です。お店が外から見えないので入りにくいかもしれませんが、お気軽に階段を上がって、帽子やバッグ、アクセサリーなどをゆっくり見に行って下さい。

自家製天然酵母を使い、ひとつひとつ丁寧に焼かれるパンやおやつ。

五空ぱん

http://gokuu-pan.com/pineapple1/
茅ヶ崎市円蔵2224
電話 0467-67-7722
※パンの予約は090-7253-6435 前日の14~19:00まで受付。
営業時間 火・木・土曜日 11:00~夕方。売切れ次第閉店。
日・月・水・金曜日定休。

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[1][2]五空ぱんの入り口。開店前に行列ができることも。/[3]オーナーの小山さん。あんパンのあんこを煮ています。/[4][5][6]そろそろ開店。パンは小山さんが全部1人で焼いています。山型パンは予約でほぼなくなってしまうとか。

オープン以来、私が通い詰めている円蔵のパン屋さん『五空ぱん』。場所が分かりにくい立地の上、営業日も週3日だけですが、それでもオープン前からお客様が並ぶ大人気のお店です。黙々とおひとりでパンを焼いているのは店主の小山寿恵さん。小山さんはファッションを学んだ後、アパレル会社や広告代理店で働いていましたが、10年ほど前に無農薬の野菜を作りたいと都内から葉山に引越し。・畑を借りて野菜作りなどする傍ら、自分で酵母を起こしてパンを焼いていたそうです。最初は自分用でしたが、友人にパンをあげたりしているうちに、そのおいしさが評判になり、パン屋をやりたいと思い始めたそう。空いていた実家の離れをお父さんと手作りで改造し、2008年に9月に『五空ぱん』をオープン。またたく間に大人気のお店になりました。

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[7][8]キッチンワゴン『Nomadic cafe』とのコラボパンも人気。ガイヤーンチキンピザとグリーンカレーパン。/[9] フリードリンクが用意されているので、お庭で食べることも可能です。/[10][11][12]小山さんがセレクトしている食材や雑貨も見逃せません。

自家製の天然酵母で焼くパンは、どれも噛めば噛むほど滋味があり、食べ応えがあります。有機栽培の石臼挽き国産小麦と干しぶどうから酵母を起こし、生地を発酵させてパンを焼いているそう。酵母を安定させ、一定の味をキープするにはとても苦労があるそうですが、いつ伺っても個性的でおいしそうなパンがずらり。お惣菜系のパンのおいしさにも感動します。お惣菜パンに使用する野菜は、家庭菜園で無農薬役栽培しているものだとか。ナッツやドライフルーツにクリームチーズを合わせてサンドしたサンドイッチ類も人気だそうです。また、キッチンカーの『Nomadic Cafe』さんとのコラボパンもおススメです。山型のパンをはじめ、ほとんどのパンが予約可能です。お惣菜系のパンはお昼どきに、なくなってしまうことが多いそうなので、確実に欲しいときは予約をお勧めします。お店にはパンの他、小山さんがセレクトして置いている調味料やジャムやはちみつ、雑穀などの食材も販売されているので、その棚もぜひチェックしてみてください。

満月の夜だけのお楽しみ。コミュニティ農園がワインバーに変身。

満月・宮酒ワインバー RIVENDEL

http://www.miyagawasaketen.com/
茅ヶ崎市矢畑183 リベンデルhttp://rivendel.jp/
2015満月バー開催予定日 4/4(土)、5/4(月)、6/3(水)、7/2(木)、7/31(金)、8/30(日)、9/28(月)、10/27(火)11/26(木)、12/25(金)。
営業時間 17:00~22:00(お子様時間は20:00まで)

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[1]1 満月バーの看板。/[2] [3][4]まだ明るいうちはこんな感じ。思い思いの場所で飲んで、食べて。 /[5][6]中井町から出張してくる宮川酒店さん。ワインだけでなく、ビールや日本酒も。

茅ヶ崎市矢畑にあるグリーンコミュニティ農園『リベンデル』。まもなく設立4周年を迎えるこの会員制ファームで、満月の夜だけ開催されているのが『満月・宮酒ワインバー』。私もちょこちょこ伺っています。このイベントは中井町の宮川酒店・店主の宮川夫妻が企画し、一昨年の1月から続いている人気イベントです。毎回、湘南地区の有名レストランなどの料理人さんが料理の腕を振るい、その料理や季節に合わせたワインや日本酒を、シニア・ワインアドバイザー(ソムリエと同)の宮川さんがセレクト。料理とお酒のマリアージュが楽しめるスペシャルバーなのです。お酒もお料理も値段は一律500円。入り口で1枚500円の満月券を買い、食べ物ブースと飲み物ブースにてお好みのものと交換するシステム。毎回、宮酒さんが詳細なワイン&お酒リストを作ってきてくれるので、まずはそれをもらって、その日のラインナップをチェック。用意されたいろいろな銘柄を楽しめるのも、満月バーのお楽しみ。もちろんその場にシニアワインアドバイザーがいらっしゃるので、どしどしお酒について質問もしてください。

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[7][8]3月のお料理は、Ricoritaさんが担当でした。お料理も全てワンチケット(500円)/[9]お酒が進んじゃいます!酒肴三点盛り。/[10]炙り砂肝、カリフラワーと金柑のサラダなど。/[11]芽キャベツとべーコンのキッシュ。/[12]満月を待ちながら、楽しいひととき。

いつも飲み食いに夢中になってしまうので、満月鑑賞はすっかり忘れてしまうことが多いのですが、スタート以来、満月が拝めなかったときは無いそうです。そろそろ陽気も春めいてきたので、野外バーがますます気持ちよくなりますね。なお、次回4月4日(土曜)の満月バーは、リベンデルの4周年企画イベント『春に、見つける』との連動で、なんと!昼間の13時からスタート。料理は『Nomadic Cafe』のKentaさんが担当されますので、タイ料理をはじめとするおいしいエスニックメニューが期待できそう、楽しみです。そのほかワインのインポーター「ラシーヌ」のワインも並ぶとのことなので、ワイン愛好家さんはたまりませんね。なお、会場では「土からつくる土器づくり」のワークショップも行われます。詳細はリベンデルのFACEBOOKをご覧ください。

 


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この記事のレポーター

北條尚子

北條尚子

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